ショートメッセージ

 
「最も小さい者こそ最も偉い」
ルカによる福音書9章46~48節
牧師 久保島 理惠

「わたしの名のためにこの子供を受け入れる者は、
わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、
わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。
あなたがた皆の中で最も小さい者こそ、最も偉い者である。」
   (ルカによる福音書9章48節)

 弟子たちは、自分たちの中でだれがいちばん偉いかと議論していました。だれもが偉い者でありたいのです。彼らは自分を大きく見せることに夢中になっています。するとイエスさまは一人の子どもを連れて来られました。

 子どもは小さく弱い存在です。しかしイエスさまはそういう存在に目を留めて、その傍らに立ってくださいます。なぜなら、神の子でありながら身を低くして人となり、十字架を背負って死んでくださるほど、御自身を徹底的にむなしくしてくださる救い主だからです。

 イエスさまを受け入れるとは、十字架の主を信じることです。この信仰に生きる者は、自らもイエスさまが向かわれた低きところに目を向けるようになります。小さな者をまるでイエスさまをお迎えするように受け入れ、その隣り人になるのです。

それは、自分のことしか考えられなかった人間が、イエスさまによって愛をもって生きる者へと変えられていく瞬間です。イエスさまによって与えられた罪の赦しと復活の命がその身に実現する瞬間です。そしてそのとき、本当にイエスさまを受け入れたことになるのです。



2026年3月


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